イラクで犬用防弾チョッキ支給
現在イラクに滞在している部隊で、兵士達と行動を共にしている軍用犬たちにボディーアーマーが支給されている。
群集を規制したり、その他様々な任務を遂行するために軍用犬は活躍している。そこで軍は犬を嫌う一部の人々から愛犬を守るため、犬達にこの一着$1,000のアーマーを配布した。軽銃火器の弾丸を防ぐことが可能で、性能は人間が見につけるものとなんら変わりはないという。
海兵隊で、軍用犬担当のダニエル・ヒラリーは、「犬達は僕らのパートナーで、失いたくないんだ。」と話している。更にヒラリーは、「犬を育て、餌を与え、訓練するのに一匹あたり約$60,000(約660万)もかかるんだ。育て上げた犬を失うことはものすごいお金と時間のロスなんだ。」と説明した。
危惧されているのは、イラク人は武装した犬を見ると、普通の犬を見る場合に比べて2倍侮辱されていると感じることではないかと指摘されている。なぜならコーランで、犬はペットとして見なされず、不潔な動物として扱われているからだとのこと。
犬にとっても大変な時代となりました。どうせならアーマーを頭にも着けてあげたいと思う。